山口で注文住宅を検討されている方へ|塩害地域での知っておきたい注意点とは?

山口で注文住宅を検討されている方へ|塩害地域での知っておきたい注意点とは?

投稿日/2019/11/11

「山口県は、塩害地域と聞いたことがある…」
「家を建てる際に、塩害地域での注意点を知っておきたい!」

そのような思いをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

実は、山口県はほとんどの市が海に隣接しており、塩害地域となっています。
そもそも、塩害とは何か分からないという方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、山口で注文住宅を検討されている方へ、塩害地域での注意点をご紹介していきます

 

□そもそも、塩害地域とは?

塩害地域という言葉は聞いたことがあるけど、どのようなものなのか知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

塩害地域とは、海からの潮風に乗ってやってきた塩によって、あらゆる被害、つまり塩害を受ける地域のことを言います。

海岸から200m~500m以内を重塩害地域、海岸から500m~2000m以内を塩害地域と考えておくと良いでしょう。

やはり、塩害による大きな被害と言えば、「サビ」です。

皆さんも、海の近くを通るとき、ガードレールやその近くにある自転車がサビついているのを見たことがあると思います。
もちろん、このような影響は、家も同じです。
海の近くにある金属のものは、すべて注意が必要になります。

 

□塩害地域の注意点とは?

塩害地域ということで、サビない家をお考えの方が多くいらっしゃると思います。

そこで、よく見られる間違いとして、板金の一つ「ガリバリウム」が挙げられます。
ガリバリウムは、板金類で一番錆びにくく、塩害になりにくい板金です。
しかし、金属であることから、どうしてもサビは発生してしまいます。

ガリバリウムであれば、サビつくことはないだろうと考えがちですが、サビにくいだけで傷がついてしまうと、そこからサビが出ます。
また、ガリバリウムで多くの方が、白サビを汚れと間違えてしまいがちです。

塩害地域ということで、ガリバリウムを検討されている方は、性質をよく知ったうえで判断するようにしてくださいね。

 

□まとめ

今回は、山口で注文住宅を検討されている方へ、塩害地域での注意点をご紹介していきました。

山口県にお住まいの方は、今住んでいる場所が塩害地域かどうかを確認してみることをおすすめします。
そして、新築をお考えの方は、窓の位置や設備機器の設置場所、塩を洗い流す水道などを施工業者と相談しながら決めると良いでしょう。

重要なのは、塩害について正しい知識を持って、ちゃんとした備えをしておくことです。
ぜひ、この記事を参考に、塩害と向き合って快適な家づくりを考えてみてください。

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