高気密な注文住宅を建てよう!メリットや注意点について解説します!

高気密な注文住宅を建てよう!メリットや注意点について解説します!

投稿日/2020/02/27

「高気密な注文住宅のメリットってなに?」
「高気密にするときはどんなことに注意するべきなのかな。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
多くの方が家の温度を可能な限り維持し、快適に過ごしたいと思います。
そこで今回は、高気密な注文住宅のメリットや注意点をご紹介します。

 

◻高気密な注文住宅のメリットや注意点

そもそも高気密な注文住宅はどういった家かご存知でしょうか?
一般的な家はどれほど実力のある職人が作っていても、壁や床、天井などに少しの隙間があいています。
この隙間から風が入ってくることはほとんどありません。
しかし、どれほど小さな隙間であっても空気が出入りしてしまいます。
このように空気が出ていく、または侵入してくることがあると当然部屋の温度が変化します。
冬の冷たい空気が侵入し、部屋の暖かい空気が出ていきます。
また、夏にはこの逆のパターンが起こるでしょう。
高気密な注文住宅は、工場で作られた高精度の建築材や断熱材などが使用され、できる限り隙間を減らした家のことを指します。

では、この高気密であることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

高気密にすることで隙間がなくなり、部屋の温度を一定に維持できるようになります。
これによって得られる大きな利点はヒートショックの心配がなくなることです。
ヒートショックとは急激に温度が変化することで、血圧などの体内の状況が急変するという現象です。
死に至る可能性もあるので非常に危険な現象と言えるでしょう。
高気密な家はこの危険な現象を部屋の温度を一定に維持することで防いでくれます。

他にもさまざまな利点がありますが、注意点もあります。
気密性を高めるときに断熱材などを壁のなかに入れます。
しかし、その入れる材料と壁との間に小さな隙間ができるかもしれません。
この隙間が生まれてしまうと外と中との温度の差によって、結露が発生することがあります。
この結露は壁や柱などを劣化させてしまう可能性があります。
さらにカビなども繁殖してしまいます。
このような状況にならないためには、気密性だけに着目するのではなく、換気のことにも注意してください。

 

◻まとめ

ここまで高気密な注文住宅のメリットや注意点をご紹介してきました。
家の気密性を上げることには利点がありますが、注意するべき点もあると知っていただけたでしょうか。
注意点をしっかり押さえつつ気密性を上げて、より快適で心地よい注文住宅を建てましょう。

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