暖房の種類と注意点
まずは寒い季節を乗り切るために欠かせない「暖房器具」。種類と注意点をご紹介します。
目次
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暖房の種類
主な暖房設備は、対流式と輻射式に分けられます。
対流式
空気を直接暖めるもので、エアコンやストーブなどが挙げられます。
対流式は、すぐに温度が上がり、各部屋に設置できるのがメリット。対流式はすぐに暖めたい場合、人がいるときだけ暖かくしたい、という場合に向いてます
輻射式
商品的には蓄熱暖房機、床暖房やオイルヒーターなどになります。特に蓄熱暖房機は室内をムラなく温める暖房機器で、高気密・高断熱住宅に最適な暖房機器です。
輻射式は、室内での温度差が少なく、埃が舞いにくいのが特徴。同時に部屋の中の壁や天井、家具なども温められ、それらが再び放射されることで、室内の空気を暖めるもの。
エアコンの風が嫌な方などにおすすめです。
注意点:危ない使い方
石油ストーブやファンヒーター
高気密・高断熱住宅で使うのはNGです。石油ストーブなどは室内の酸素を燃やし、二酸化炭素と水蒸気を排出します。使用すると、空気質を悪化させたり、結露発生の原因となるばかりでなく、不完全燃焼による一酸化炭素等のガスがを発生させます。
また、お子さんのいる家庭ではやけどの可能性がありますね!
床暖房やホットカーペット
子どもにとっては注意が必要!
実は子どもを電気カーペットの上に寝かせたままだと、熱中症になることも!皮膚の機能が十分に発達していない乳幼児は、汗をかきすぎて脱水症状を起こすこともあります。
床暖房やホットカーペットで怖いのが低温やけど。子どもの皮膚は大人と比べるとすごく薄いため、同じ場所がずっと触れていると低温やけどを起こすことがあります。
引用:冬なのに「電気カーペット」で熱中症!?監修小児科専門医|ママスタセレクト
床暖房による低温やけどにならないための注意点は?。
・寝かせる時は床暖房のスイッチを切る
・厚さ3cm程度の断熱材を置き布団を敷く
赤ちゃんをやけどさせないためには、床暖房の長時間利用を避けて、熱が赤ちゃんに伝わりにくい工夫をすることが大切です。
エアコンやファンヒーター
対流式全般に言えますがエアコンやファンヒーターの風でほこり(ハウスダスト)が舞ってしまう問題です。
ハウスダストにはダニの死骸などのアレルゲンが含まれており鼻炎、喘息、結膜炎などのアレルギーを引き起こします。
常に、家を清潔に保つか、第一種24時間換気(機械で空気を計画的に換気)で換気しないとハウスダストの影響を受けてしまします。
ほかにも様々な暖房器具がございますが住宅や生活環境によっても使い分けが必要です。
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