住宅断熱と健康 山口新聞5月23日

住宅断熱と健康 山口新聞5月23日

投稿日/2018/05/30

5月23日。山口新聞に掲載された「住宅断熱と健康」という記事がありましたのでご紹介します。

省エネと健康などの分野で日本の第一人者の先生で、慶応大学理工学部システムデザイン工学科教授 伊香賀俊二さんが取材されています。

 

まずは、国土交通省「スマートウェルネス住宅棟推進事業」が403軒(676人)を対象に、改修前後を比較した結果、

  • 室温の低い家に住む人ほど動脈硬化になりやすいことを示す数値が高い。
    心電図の異常所見が多い。
  • 断熱改修後、起床時の血圧が明らかに低下する。

 

部屋間の温度差が大きいと、血圧が変動しやすく、温度差をなくすことで体への負担を軽減できるということです。

 

活動時と就寝中の室温差が大きい人たちは脳卒中や高血圧の発症率が上がり、冬の浴室に限らず、室温の差を小さくすることが大切だそうです。

室温の維持により冷暖房器具の稼働が減るので、電気代の節約効果も期待できるし内装を木材にした部屋はそうでない部屋よりよく眠れ、知的作業の効率が上がる。

「木の香りや色調、手触りにリラックス効果がある」と記載されています。

 

引用:山口新聞

 

住宅と健康の関係性が分かります。

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