改めて注目される換気の重要性
新型コロナウイルスの影響で、今改めて注目される「換気」。
3つの「密」の1つである、【 換気の悪い密閉空間 】にならないためには建物内の換気が重要になります。
まだ暑くない今の季節では窓を開け放った換気ができますが、真夏では冷房が必須。
冷房を効かせるには窓を開け放ったままの換気は難しいですね。
効率的な換気方法を
一般的なご家庭での窓開け換気の目安は、だいたい『1時間に5~10分ほど』といわれています。
短時間でも、頻繁に換気するほうが効果が高くなります。
大事なのは、ただ窓を開けるだけではなく、全体の空気をうまく入れ替えて効率的に換気する『換気経路』を考えることです。
●家庭で行う換気のポイント●
1つの窓だけでなくその対角線上にあるほかの窓も開けて、家全体に空気の流れをつくる。
例えばキッチンなら、レンジフードを回しながらすぐ近くの窓を開けていても、空気の流れはその周辺のみで完結してしまいます。家全体の空気がうまく入れ替わる換気経路を考えたいですね。
画像参照:ダイキン工業
ちなみに、エアコンでは換気はできません。エアコンは部屋の中の空気を吸い込み、それを冷やしたり暖めたりして部屋の中に吹き出すしくみです。
密閉した空間にウイルスがあった場合、エアコンの風で拡散してしまう危険性があるのでやはり換気が大切と言えます。
24時間換気システムを正しく使おう
2003年の改正建築基準法では、24時間換気システムの設置が義務づけられるようになりました。
なので今住んでいる家やマンションが2003年7月以降に建てられたものであれば、もともと換気するしくみ(換気口・24時間換気システム)がついています。
しかし、その存在は普段意識されにくいことから、スイッチを切ってしまっていたりして正しく使われていないことが多いようです。
最近の住宅は高気密化が進んでいるため、空気の汚れがこもりがち。
だからこそ換気システムを正しく使う事が重要です。
弊社「健康一番の家」では、第一種24時間換気をおすすめしています。
余計な湿度やアレルギー物質など厄介なものも除去し、快適な生活を実現してくれます。
ウイルスから身を守るには、換気を始めとした正しい対策をとり、出来るだけ備えることが大切かもしれません。