温度を上げる機能。保つ性能。
なう、ハッピー!
愛と健康をテーマに快適で住み良い家づくりをオススメします、住環境
アドバイザーの今福啓喜(Imafuku Hiroki)です。
21日の夜、萩市川内地区で約2700軒程度の停電がありました。
後日、友人に話を聞くと、
2・3時間も真っ暗で不安だったし、暖房も使えなくり、とても寒かったそうです。
はい!ここで家の基本性能の1つ。断熱の話を。
友人の家は、家の基本性能の1つである「断熱・気密性能」が低い家だったと考えられます。
それは、暖房の付いている間は暖かかったが、切れて2・3時間も経たないうちに「とても寒かった」
と言っていることから読み取れます。
下の写真は萩市江向で、現在新築中の現場です。
外壁一面が白く、何やら貼ってありますね。
これが「断熱材」
断熱材で基礎から壁・屋根まで家を隙間なく、すっぽりと覆っています。
こうする事で、お湯を入れておく湯沸しポットや魔法瓶と同じ効果を生み出します。
つまり、お湯が冷めにくい=室温が下がりにくくなります。
暖房を切って、2・3時間程度で寒くなるなんて事はありません!
断熱性能の低い湯沸しポット=湯が冷めやすく、保温機能を使い温度を保つ。電気代高。
断熱性能の高い湯沸しポット=湯が冷めにくく、保温機能もさほど作動しない。電気代安。
これは、家も同じ。
断熱性能の低い家=室温が下がりやすく、設定温度を保つためにエアコン(暖房機)はフル稼働。
断熱性能の高い家=室温が下がりにくく、エアコン(暖房機)は省エネモードで稼働。
つまり、温度を上げる機能よりも、温度を保つ性能の方が大事ってこと。
住宅展示場周りをする時は、エアコン(暖房機)の数、大きさもチェックしてみましょう。
その家の断熱性能を見極める手段の1つとなりますね。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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