なぜ高性能住宅は健康になるのか?
一乗建設のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「健康と住宅」についてお話ししたいと思います。
皆様は健康と住宅とはあまり結びついてはいないと思いますが、実は大きなつながりがあります。
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの研究によれば、2011年の1年間で約17,000人 もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたと推計され、その死亡者数は交通事故に よる死亡者数(4611人)をはるかに上回ります。 ヒートショックは医学用語ではないので死亡診断書にヒートショックという用語は出てこず、 「溺死」や「病死」と記入されているため、 ヒートショックが原因と思われる死亡の正確な統計データはありません。 しかし、家庭のお風呂で溺死する人は年間3,000~4000人いるという厚生労働省の統計と、 2012年に東日本全消防本部の81%の調査協力を得て実施した調査結果から推計すると 上記の数値になると推計されます。
現在、建築と医学と両方の面から健康住宅を推進しており、医療費削減や、健康社会の実現に向けて、建築、医学の専門家が連携し研究を行っています。
高性能住宅にすることで、省エネルギー性を向上するだけでなく、健康な人を増やし、病気や介護の予防につながる可能性が高いことが分かってきています。
なぜ高性能住宅は健康になるのか?
ヒートショックがない家 = 高性能住宅
ヒートショックとは家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。 急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。
暖かいリビング → 寒い廊下、脱衣室 → 冷い浴室 → 暖かい湯船
などこの温度変化に体がついていかないのです。
高性能住宅(完全外断熱工法(基礎まで断熱)+ 高気密住宅)
では家中を断熱材で覆い温度差のない家を実現しています。
外断熱は、基礎から壁、屋根の上まで、断熱材ですっぽりと覆うことで、家全体を断熱する工法です。気密性も高いため家全体に温度差がなくあたためられます。
要するに
温度差のない家 = 健康(ヒートショックが起こりにくい)
につながります。
また、支持されるもうひとつのポイント湿度!湿度が少ないと結露が発生しにくいということ。室内や壁内の温度差が少ないため、躯体劣化の原因となる結露が発生しにくく、家の長寿命化に貢献します。
また、結露が無ければアレルギーのもとになるカビ、ダニの発生を防ぎます。
今回のお話はほんの一部ですが「健康と住宅」の結びつきをお話ししました。
最後までお読みいただきありがとうございまいた。
ご興味のある方は弊社、健康一番の家のページをご覧ください。
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